NPO法人テクノシップ会報 No.13   2011.7 発行

108-0071  東京都港区白金台4--12

TELFAX 03‐5421‐2477

URL http://www.npo-technoship.com/


 

 

 

テクノシップ理事長 児嶋 みち子

 

 まず、東日本大震災のご被害にあわれた 皆様に心よりお見舞い申し上げます。

テクノシップの活動も様々な力に支えられております。その大きな力として毎年行われる「尾高ファミリー」のコンサートは、今回は震災の影響で3月から12月22日に延期となりました。

 昨年6月には「azbilみつばち倶楽部」様と株式会社山武様マッチングギフトより支援金を頂くことができました。それにより、3歳児のソーシャルスキルトレーニング(SST)の個別指導を行うことが出来ました。マッチングギフトとは、株式会社山武様が「azbilみつばち倶楽部」の活動趣旨に賛同し、それと同額の支援金を拠出して下さるもので「azbilみつばち倶楽部支援金」は、(株)山武の社員の皆様が社会貢献活動として、月々ご寄付を積み立てて下さっています。

 一時活動を休止していた所沢教室でも友人の支えと協力により、「ミュージックセラピー」を開始することができました。音楽療法士の先生をお迎えして、10月に無料体験会を行い、希望者に毎月2回セラピーを引き続き行いました。今月からは、改めて障害児者の為の音楽教室を開講しています。

白金台教室の活動は、港区の補助金により主に支えられていますが、所沢教室の活動は、「尾高ファミリー」の寄付金により支えられています。

いろいろな方々に支えられて永年続けてきたテクノシップの活動を評価して戴き、12月には、「第59回東京都社会福祉大会」にて、「東京都社会福祉協議会会長表彰」を受賞しました。これからも、微力ながら、「障害児者の教育・就労支援」および「余暇活動支援」に努めて参りたいと思います。今後ともご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 


 


平成23年度(第10回)通常総会と交流会報告

 

6月19日()10時半より、田町ハイレーン7階宴会場において、平成23年度通常総会が開催されました。委任状・書面議決書と合わせて23名の出席があり、第1号議案平成22年度事業報告、第2号議案平成22年度決算報告、第3号議案平成23年度事業計画、第4号議案平成23年度予算は審議の結果、満場一致で承認されました。

その他、石井喜代子先生が一線を退かれたので、後任が決まるまで、教室代表代行を中村京子指導員にやっていただくことになりました。又、石井先生の感謝の会については改めてお知らせします。また、所沢教室では、ミュージックセラピーの新しい講師が決まり利用者が増えました。

午後からは、階下の田町ハイレーンでボウリングを楽しんでいた子どもたちも加わり恒例の「交流会」が開催されました。食事後お決まりのカラオケを熱唱し、皆、満足した様子でした。

 

 

 

テクノシップのボランティアとして

板倉謙一

 

東京で開催された、小学校の同窓会で 児嶋さんと話したのがきっかけです。テクノの存在を知り、単身赴任の私が休日にできることということで、ボウリング、カラオケの手伝いをさせていただくことになりました。知識、経験、資格がない私が どのようなことで役立てるのか・・と云う不安の中でのスタートでしたが、2年以上たったいまでも 全く同じ思いでおります。
 そんな中ですが 一年ほど前に、私の都合で数回連続して参加できないことがありました。その後スタッフの方から「メンバーの子が 板倉さんしばらく来ないね・・と言って寂しがっていたよ」という話しを聞かされ、これはひょっとして少しは役立っていたのかなと ちょっと胸を熱くした次第です。また、ボウリングの時にS君から、板倉先生と呼ばれた時、そしていつも、私が居るのが当たり前の様に、皆が挨拶してくれることなどなど、少しは仲間になれたのかなと云う気持ちになれました。うれしい気持ちです。 
関西に戻っても、何か携われればいいなぁ

角丸四角形吹き出し:    と考えてます。

 

 

 

 






 

 


                                                                                                  

 

「テクノシップで学ぶ理由」

OK

 僕は毎週水曜日、テクノシップに学びに来ています。

 なぜここに来ているかというと、学校が特別支援学校だったので学べたこともあったし、学び足りないこともあったから、不足している部分を補うためにテクノシップで学び続けています。

 時間帯は仕事が終わってから、1830分までに来るように心掛けています。そして20時まで勉強をしています。

 テクノでの勉強はとても楽しいので、向上心を維持し続けて、将来の目標に備えます。

 

 


「テクノでしていること」

KY

 僕は学校が終わったら、週に3回テクノシップへ行きます。1回目はべん強をします。そのべん強とは、宿だいをしたり、考えたりします。2回目は、パソコンをします。まずは、プリントをやってから、パソコンを立ち上げて、パソコンないぞうゲームをしたり、インターネットをしています。とっても楽しいです。3回目は習字です。おだいにそった文字を書いたりします。7まい書きます。ぼくにとって、一番楽しいのは、パソコンです。それはゲーム感覚でさわれて楽しいからです。テクノシップはすごく楽しいです。

 

 


「テクノシップのこと」

HK

 テクノシップで勉強しています。

 僕は、事業団で掃除を毎日がんばっています。僕は社会に早くでるために勉強したくなってテクノシップに行くことにしました。仕事がおわってから毎週木よう日四時半から六時まで日記を書いたり、漢字を勉強したり計算のれんしゅうをしたりしています。

 だんだん勉強が好きになって家でもやるようになりました。読める漢字が多くなってきて、すごく楽しいです。



「ハイキングのこと」

THさん

今日のハイキングは、神奈川県の梅を見ながらのハイキングです。

 朝5時に起きて準備をして、朝ごはんを食べて、おべんとうを持って出かけました。

 石井先生たちと8時に二子玉川に集合しました。私は、少しおくれてしまったけど、みんなにあえてよかったです。

 みんなで電車に乗って、下曽我のところで、電車をおりました。曇っていたけど、歩きやすくてよかったです。山道を歩いていくと、梅の花がたくさん見えました。レモンの木とみかんの木もありました。落ちていたみかんをひろいました。山の上でお弁当を食べました。山道をのぼったり、下ったりいっぱい歩きました。つかれたけど、みんなで歩いてよかったなあと思いました。

                                                                                                             

                                                                                        



「月一回のハイキング」

石井喜代子

 月一回のハイキングを始めたのは、もう大分昔のことになります。世田谷区に在職の時、普通高校に進学した卒業生のために、学習援助を日曜に始め、その人達が高校卒業した後、もう学習はイイネということで、ハイキングを始めました。ですからもう20年以上になります。その時の人達がまだつき合ってくれています。その後私が港区に転勤して、世田谷区だけでなく港区の卒業生達にも声を掛け、広がっていきました。今はテクノの教室生達にも声を掛け、そして隣近所の奥様達にも声を掛け、老いも若きも、入り交じったグループになりました。この何年間、ハイキングの他に夏はプール、12月、1月は忘年会で温泉、新年会でバーベキューが定着してきました。

 ハイキングは東京、神奈川近辺の低山、公園と、新しいところを見つけては歩いています。

 20年もたつと古い人達は山はもうゴメンという感じで何々山とお知らせを出すとグッと人数も減ります。多摩川を遡航して奥多摩湖まで回を重ねて、辿りついたり、花のきれいな所を探したり、色々工夫をしています。目的地を捜すのも、下見に行くのも、私の楽しみであったり、苦労でもあったりします。

 たいして言葉をかわすわけでもなく、仕事場でのウップンを晴らすが如く叫んだりする人がいたり、はるか彼方に遅れながら付いてくる人がいたり、様々ですが、しっかりみんな歩いて、景色を見ながら弁当を食べ、お菓子を分け合って、なごやかな一時をすごせるのはとても幸せな時間です。

 自分が歩ける間は続けたいなと思っています。みなさんご参加ください。親御さんと一緒でもかまいません。だいたい第三日曜日に実施しています。




 


新生!所沢音楽教室

佐井佳代子

初めまして。所沢音楽教室の佐井です。今月から伝統あるテクノシップに参加させていただくことになりました。皆様の志に深く共鳴いたします。よろしくお願いいたします。

 さて、皆さんは「草が歌う」のを聴いたことがありますか? わたしは聴きましたよ。十数年前のあるとき、わたしは作曲家の先生に出会い、「好きなようにたくさん曲を作ってみなさい」と励まされました。わたしは家事や育児や仕事の合間を縫って一生懸命曲を作りました。いつも頭の中で音楽が鳴っていました。目が覚めると音楽が鳴っているので、忘れないうちに書き留めるため枕元には五線紙と鉛筆を置いて寝ました。音楽はいつも、魅力的な音色の伴奏を伴い完全な形で聴こえてきました。そして、必ずその背景にその曲が鳴っている(必要とされている)物語が見えました。

 最初は夢中でしたが、あるとき気付いたのです。「これはわたしが作った曲ではない。わたしは聴こえてきた音楽をがんばって書いているだけ」。そう気付くと、これらの曲に「〇〇作曲」と自分の名前を書くことができなくなりました。そして同時に、何の音楽も聞こえてこなくなりました。

 空っぽになった自分が悲しくて、ある夜、ぼうっと庭を見ていました。そういえば、最近は忙しくて草取りもしていなかったなあ、と。その中に20センチほどに伸びた草がありました。いつもなら小さいうちに抜かれてしまっていた草です。何とはなしに見ていると、その草のまわりに一回り大きな完璧な美しい草の形が現れ、その葉の先々からかわいらしい音の水玉が、ピンポンポンポンと歌いながら噴水のように湧き出し始めました。草が歌っている、いや、草が音楽なのだ。本当は、音楽は元々草の中にあったのだ。辺りを眺めると、なんと、小さな石が、本当に小さいかすかな音の噴水をあげていました。「あんたも歌うんだね」、と何だかうれしくなってしまいました。

 多分、だれかがわたしに教えてくれたのだと思います。音楽は、どこにでも「ある」ものなのだ、もちろん人間一人一人にも。わたしは一人一人の人間が発する音楽に耳を傾ければいい。できるかどうか分からないけれど、一人一人をよく見て、その人の中にある「音楽」を外に表すお手伝いをすればいいのだ。……それがわたしと音楽療法の出会いでした。                               

*[所沢音楽教室に通っている明日香ちゃんのお母様からの一言です] 体験を入れてまだ二回しか教室には通っていませんが教室に行くのを楽しみにしています。先生は障害を理解してくださっているので、安心してお任せしています。好きな歌をピアノでひいてくれたりいろいろな楽器を使ってリズムをとったり、とても楽しそうです。素敵な先生に出会えて本当に良かったと思っています。




角丸四角形: 園芸実習の話 


 

7月のどんぐり公園の花壇に、暑さに強い花々が揃いました。背を高く伸ばし蕾もつけているヒマワリは、昨夏の種が冬越しして4月中旬に芽を出したもので、力強いです。

片や、30cmの背丈のヒマワリは、2ヶ月遅れで種まきしたもの。早い方は「夏休みラジオ体操」頃には咲き出し、遅い方は2学期が始まる頃に咲くことでしょう。

 白色と紫色のアゲラタムは、イイギリの木陰に。紅色の千日紅は長時間日のあたる場所に苗で植えました。今年は苗の数が多く、植え付けには雨止みを捕えての断続的な作業になりました。

 教室生の中には移植ゴテで深めの穴を掘ることが難しい人もいる中、広めの花壇は、成長中の花でいっぱいになっています。「散策の前に15分だけ、咲き殻取りに行こう。」「掃除の前に水撒きしてこよう。」そんな予定表(●●●)()ない(●●)作業にもついてこれる人たちが増えました。植物や天候と付き合うと自分の予定通りにならないことも多いということを今年も花壇で経験しています。

 

フローチャート : 代替処理: お知らせ 

 


尾高ファミリー Talk&Musicコンサートは東日本大震災の為、12月22日に延期になりました。場所は、そのままトッパンホールで行われます。休日の前夜のタイミングで、クリスマスの時期になります。チケットはそのまま使えますので、開催日まで大切にお持ちください。

 

 

角丸四角形: 編集後記 


このところ、珍しく講演会にでかけています。一つは障害者自立支援法について、後ひとつは成年後見人等の地域支援についてでした。おくればせながら、やっと今の福祉の流れに追いついたかなといったところです。

 震災を経験して改めて地域で見守る仕組みが出来て、色々な人たちに優しい町づくりが進んでいければ良いなと思う今日この頃です。